フィンランドのStora Enso社は、同国Ingerois工場で板紙4号機を乾燥工程改良工事の為、8月22日生産を止めたことが分かった。この改良プロジェクトに掛かる費用は約200万ユーロとされている。生産の再開は9月1日の見込み。同社代弁者によると、今回の改良の目的は、4号機のエネルギー効率向上に加え、同ラインの生産能力をあと3~4%引き上げることとしている。同工場の同ライン改良前の生産能力は板紙年産28万トンである。また、近隣の同社Anjala工場でも小規模な保守点検を実施する為、8月29日から9月1日まで休転としたことが分かった。通常の定期点検と整備が行われている模様。
8月31日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ