ロシアのTrinsky社紙パルプ工場で発生した先般の火災によるダメージの為、同工場ティッシュ・ライン1号機の12月末までの操業再開が困難であることが分かった。同工場に於いて8月17日発生した大規模な火災による被害は主にティッシュ加工の建屋と保管倉庫に及び、その損害額は3億ルーブル(460万米ドル)に上った模様。同工場が位置するSverdlosk州の現地当局によれば、建屋の屋根が損傷したことで、オフセット用紙生産現場やパッケージ設備にも被害が及んだとしている。同社工場は2機の製紙ラインを保有しており、ティッシュ年産7千5百トンの1号機、オフセット用紙年産2万2千トンの2号機で操業していた。
9月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ