アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビに位置するIttihad International Investment社は、この11月にも同社Ittihad Paper Millへ年産32万5千トンの生産能力を有する新たな上質紙ラインの建設をスタートすることが分かった。同工場に初めて設置される同ラインは、抄き幅7,500㎜で2018年末までに完成し稼働に入る予定としている。同社関係者によれば、同工場の構内スペースは、2機のラインが設置可能であるが、まずは1機から操業をスタートさせるとしており、現在同社は機械供給メーカーの選択の詰めを行なっている。また、同社は同じくアブダビに位置する同社Crown Paper Millへの更なる投資も検討している模様で、同工場3番目のティッシュ・ラインとなる抄き幅5,600㎜、年産6万5千トン・ラインを新設する可能性がある。
10月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ