南アフリカを本拠とするMondi社のオーストリアFrantschachパルプ工場で、10月24日深夜に約8,000リットルの混合液がタンクから漏れ出したことが分かった。同社関係者がRISIに語ったところによれば、混合液はタンクの周辺約600平米に広がったとしている。事故の原因は現在調査中ながら、現地メディアの報道は、混合液タンクへの過熱によって混合液が沸騰したものと伝えている。工場は、直ちに緊急対策を実施し、現地消防隊の到着前に下水溝を密閉することができたとしている。この事故による負傷者はなく、工場での生産にも影響がなかった。同工場は、未晒クラフト・パルプ年産5万5千トンの生産能力がある。
10月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ