ドイツの紙パルプ産業界は、2016年の同国紙パルプ生産量は前年からほぼ変わらない数字で推移すると予測している。しかしながら、この分野での販売量は前年よりやや少ない結果になるであろうとみている。同国製紙産業協会Verband Deutscher Papierfabriken(VDP)のトップによれば、今年の同国紙パルプ生産量合計は約2千2百70万トンと試算しており、一方、販売金額合計は約140億ユーロを見込んでいる。この結果から、ドイツは依然としてヨーロッパで最大の製紙国であり、世界でも4番目に位置していると付け加えた。また、今年1月~9月の同国紙・板紙生産量は約1千7百万トンで、これは前年同期比0.4%増である。
12月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ