中国河北省満城区に散在する多数の零細ティッシュ工場は、スモッグ被災地である同区当局がその汚染レベル削減を固く決断していることで、依然として休転状態継続を強いられていることが分かった。同区を管轄する保定市の管理組織は、今年初めて厳しい大気汚染に対し赤色警報(非常警報)を発令した。赤色警報は4段階の警戒体制のうち最も重篤なレベルで、次にオレンジ色、黄色、青色と続く。赤色警報はスモッグを悪化させる可能性のあるあらゆる活動に対し、一番きつい拘束を強要するとしている。12月1日正午に赤色警報が発令された為、満城区で石炭を使用するティッシュ工場は休転に追い込まれた。いくつかのガス使用の工場のみが、引き続き操業を許された。
12月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ