米国の多層重袋クラフト加工会社で、テネシー州White Houseに位置するWerthan Packaging社は、このほど会社更生手続きを申請し、自社を競合他社に売却する計画であることが分かった。現地メディアの報道によれば、テネシー州Nashvilleの連邦破産裁判所宛の申立書では、同社は総額720万米ドルでミズーリ州St.Louisに本社を置く軟包装加工会社であるGateway Packaging社へ自社を売却する計画であるとしている。Werthan社は従業員89人。5世代にわたって経営を続けてきた同社は、破産裁判官に破産申請後10日以内に売却手続きの承認を依頼しており、1ヶ月以内に売却を実施したい意向。同社は創立150年以上の歴史があり、1900年代初頭にはテキスタイル・バッグを製造、1950年代になってペットフード市場向けの多層重袋事業を拡大してきた。
12月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ