イラン現地メディアの報道によると、同国での紙の輸入品に対する関税引き上げの憶測は、ほとんどの輸入紙ユーザー側、特に新聞社の屋台骨を震撼させているとしている。同国の出版社、新聞社オーナー、紙ユーザー団体などが組織するグループも、産業・鉱業・貿易省が今年計画している輸入紙への関税を現行の5%から10%への引き上げ案に対して真っ向反対姿勢をみせている。昨年、同国産業省が商工・産業・鉱業・農業会議所へ提出した、国内生産を保護する目的とした輸入関税5%から14%引き上げ要請案は、紙消費者組合、文化省の代表団の反対に押し切られた形で受け入れられなかった経緯がある。
2月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ