ブラジル段ボール原紙協会が公表した最新の統計速報値によれば、1月同国の段ボール原紙、平判、関連商品の出荷量合計は272,026トンで、前年同月比5.5%上向いたことが分かった。数量的には277,959トンであった2015年の1月よりも下回った。また面積換算すると、同国1月の段ボール原紙販売量は前年同月比6.4%増の約5億4千万平米となっている。一方、2016年の通算では、同国段ボール原紙出荷量は前年比2.3%減の約320万トンであった。各メーカーは、同国の経済環境・政治情勢が現時点では投資や成長に適したレベルにないだけに、2017年も数量的には横這いでさえ良好と期待を寄せている。
2月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ