2月の北米全体の新聞用紙需要が、前月の減少に続いて、前年同月比で10%大きく数字を落としたことが分かった。新聞紙向け需要は1月の同17%減よりは大幅な改善となったものの、2月は同9.5%減、また商業印刷向けでも同12%減と歯止めはかかっていない。北米の新聞用紙出荷量も同10%減で、新聞用紙工場の稼働率は89%となっており、前年同月よりも11%ポイント減少している。カナダの新聞用紙工場の稼働率は87%、米国工場では93%となっている。2月末の新聞用紙北米工場の在庫水準は合計256,000トンで、前年同月より27%の大幅増となっている。
3月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ