チリを本拠とするCMPC社がRISIへ伝えたところによると、ユーカリパルプ年産130万トンの生産能力を有するブラジル南部Guaiba工場2号機がこのほど稼働を再開したとしている。同ラインは、回収ボイラーの水漏れから2月10日以降停機となっていたもの。同社は、3月15日に稼働再開すべく尽力したものの、結果として3月22日に再開後初のパルプが出来上がった。CMPC社では、今回の停機による逸失生産量を約15万トンと試算しており、第2、第3四半期の決算結果に影響を及ぼすものとしている。同工場は、この2号機以外に同様にユーカリパルプ年産45万トンのラインを所有しているが、正常に操業を続けている。
3月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ