インドのITC Paperboards and Specialty Division社(PSPD社)が、現在、増産体制の強化に照準を合わせていることが分かった。同国Telangana州Bhadrachalamに100%バージンパルプを原料とする板紙の生産拠点を新設、また、Kolkata近郊のTriveniに特殊紙部門の建て直しを進めることとしている。新たにBhadrachalamに建設する100%バージンパルプ板紙工場は、既にパッケージング分野に於いて大手メーカーである同社の現行の生産能力引き上げを目標としている。同社COOによれば、既にBhadrachalamの地に於いて同社最大の工場である統合紙パルプ生産拠点を所有しているが、更に同地に大工場を建設することになるとしている。また、特殊紙製造拠点であるTriveni工場でも相当量の増産強化を図る計画であると付け加えた。
9月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ