中国のLee & Man Paper Manufacturing(理文造紙)が、同国江西省九江市に位置する同社工場に於いて再生コンテナーボード年産40万トンの新ラインで試運転を開始したことが分かった。21号機となるValmet社製の同ラインは抄き幅6,600㎜、設計スピードは分速1,200mとなっている。同社関係者によれば、今月末までに通常生産に入る予定としている同ラインは、再生原料を使用してライナーを生産するとしている。製品は国内および海外のサプライヤーからの古紙を原料とする。ただし、同工場は内陸部に位置する為、輸入された古紙の配送は南東部沿岸の生産拠点に比べてあまり便利ではないことから、どちらかと言えば国内の古紙原料が中心となるとしている。同工場では、その他1機の再生コンテナーボード・ラインで2013年から操業しており、その18号機は年35万トンの生産能力がある。
10月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ