チリを本拠とするCMPC社は、先週末11月4日-5日に同社ブラジルGuaiba工場2号機でのパルプ生産の準備を再開したと、同社関係者がRISIに公表した。情報筋によれば、回収ボイラーの漏れが原因で8月に生産をストップした年産130万トンの生産能力を有する同晒ユーカリパルプ・ラインは11月6日にはパルプ生産に入ったとしている。同2号機の再稼働は、当初11月11日に予定されていたものの、同社内の第3四半期会議での予想通り、1週間繰り上がったとしている。同社CEOは、同ラインの再稼働は出来るだけ早くとしていたが、同工場での生産によって再稼働から30日以内、つまり12月初旬には市場に出回ると見通しを示した。一方、10月29日、同社はユーカリパルプ年産45万トンの同工場の1号機で定期保守点検整備を実施すると決定した。
11月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ