中国の複数の大手塗工アイボリー・メーカーが、今月休転に入る計画を打ち出しており、市場への供給量が合計で約145,000トン削減される見込みとなっている。APP中国は、1月6日以降に浙江省寧波市に位置する同社工場に於いて、年産合計53万トンの板紙ライン2機を隔週で停機措置とするとしている。同様に寧波市に位置する同社Beilun工場でも、1月10日から年産100万トン級の板紙ライン2機を交互に10日間停機するとしている。これらの、停機によって主に塗工アイボリー52,000トン分の生産が削減されることとなる。また、山東省の晨鳴紙業では、1月10日から広東省湛江の紙パルプ複合工場に於いて、板紙年産120万トンのラインを停機措置として、1月20日に操業再開するとしている。
1月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ