ドイツのProgroup社が、同国に於いて新たなコンテナーボード・ラインを建設する計画を進めていることに加え、2019年から2021年の間に増産計画の一環として、中央ヨーロッパに4つの新たな段ボール・シート・プラントを建設する意向であることが分かった。新たな抄紙ラインは年産75万トンの生産能力を有し、2021年に操業を開始する予定としている。同国内BurgとEisenhuttenstadtの2ケ所で製紙工場を運営する同社は、今回の新ラインの導入場所については言及していない。同ラインが稼働すると、同社の生産能力合計は現在の110万トンから185万トンまで引き上がる。更に、同社は2019年から2021年の間に4つの新たなシート・フィーディング・プラントを立ち上げる計画で、それによって同社の段ボール原紙の生産能力は年産約42億平米となる。
2月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ