オーストリアPrinzhornグループ傘下でドイツを本拠とするHamburger Rieger社が、2018年3月よりドイツSprembergの地で、同社工場抄紙ライン2号機の建設を予定通り開始することが分かった。プロジェクトの開始、最初の構造的措置に加え昨年すべての許可を取得したことで、建設の開始が承認されたとしている。このロケーションに於けるコンテナーボード生産の推進に加え、継続的な成長市場の存在が、同社がこの拡張プロジェクトを進める明白な要因であるとしている。新たなプラントの稼働開始を2020年夏と見込んでいる。今回の約3億7千万ユーロ規模の投資によって、約200の雇用を創出し、そのうち15は研修生となる。生産予定の製品は、100%再生紙である白および茶の段ボール原紙(テストライナー)で、抄き幅7,800㎜、年産は50万トンとしている。
3月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ