PPPC(Pulp and Paper Products Council:紙パルプ製品評議会)が発表した最新の統計によれば、2月の世界市販パルプ・メーカーの出荷量合計は前月の約392万2千トンから0.1%微増の約392万4千トンとなった。また、前年同月の約405万2千トンからは3.2%減少での推移となった。また、設備稼働率は前月1月の81%から89%へ上向いた。出荷量の内訳をみると、2月のNBKP出荷量は前月の約201万2千トンから約181万8千トンへ数字を落としたのものの、LBKP出荷量では前月の約177万4千トンから約197万5千トンへ大幅増加となった。一方、2月末の世界全体の市販パルプ・メーカー在庫量は、前月末から1日分増えて36日分(NBKPは31日分、LBKPは41日分)で推移、前年2月より1日分増加となっている。
3月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ