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紙の業界ニュース

2020/11/17

=日本家庭紙工業会=TPの仕様比率調査を実施 長尺物が3割弱に

 日本家庭紙工業会(日家工、林廣文会長)は、2020年1~6月の半年間を調査期間として全会員(35社、回答率100%)を対象にトイレットペーパー(TP)の仕様比率調査を実施した。
 その結果によると、シングル(S)とダブル(W)の構成比は、S=45.7%/W=54.3%となり、Wが過半のシェアを占めた。ロール幅は、標準的な114・が57.0%、エコ寸などと呼ばれる114・未満が43.0%だった。
 1ロールの長さ(カッコ内はWの場合の長さ。3枚重ね以上の商品はダブルに換算)は、60(30)m未満=38.3%/60(30)m=27.2%/90~130(45.5~65)m=19.7%/131(65.5)m以上=9.2%/61~90(30.5~45)m未満=5.6%となり、標準的な長さである60(30)mよりも短いタイプの比率が最も高くなった。
 また、近年拡大している1.5倍巻や2倍巻といった90m以上の長尺タイプが3割弱を占めた。ただしWのみでみると、約半数が30m未満となっている。
 販売ルートは家庭用84.3%/業務用15.7%で、8割以上が家庭用だった。このうち、Sのみだと家庭用が69.6%であるのに対し、Wのみでは96.7%が家庭用であることから、業務用に販売されているのはほぼSであることが分かる。
 TP全体における原料別の比率は、パルプ37.7%/ブレンド4.6%/再生紙57.7%で、パルプ物が3割を超える結果となった。ちなみに、Sでは全体と同様に約3割、Wでは約4割がパルプ物となっている。
 日家工では、今回の調査期間がコロナ禍の真っただ中だったことから、一部の調査項目に関しては偏った比率があるものの、結果については概ね現状を反映しているとコメントしている。なお、同調査は今後も継続的な実施を予定しており、結果についても合わせて公表する計画。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/16号」より
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