日本製紙はこのほど、世界の森林関連企業によって2023年に設立された団体「International Sustainable Forestry Coalition」(=ISFC)に加盟した。
ISFCは森林所有者や森林投資事業者など、世界各地の企業17社(4月現在)で構成され、加盟企業が管理する森林は6大陸37ヵ国の約1,600万haに及ぶ。持続可能な森林管理を基盤としつつ、森林セクターの意見を集約・発信することにより、気候変動、生物多様性の損失、森林面積の減少といった国際的課題に対処するほか、自然資本会計基準の整備への貢献も目指している。
日本製紙は、「ISFCの活動を通じて世界の森林関連企業と連携を図り、持続可能な社会の実現に向けた取組みを強化していく」としている。