6月30日に年産100万トンのパルプ(LBKP)設備のテスト稼働開始。目下、情勢の変化で商業生産の時期を若干延期する模様。同社は中国パルプ市場は数か月前に活況を呈していた為、パルプ生産を前倒し中国市場向けに販売を計画したが、最近の市況の変化で注文量が減少し値引き要求も高まっている。山東省の沿岸という工場立地条件から国内販売に替え、東アジア(日本、韓国、台湾)向け輸出も検討している。同社の動向を欧州及び北米競合相手は注意深く観察している模様。
7月2日付け RISIから
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ