経済産業調査会主催上記説明会に参加。講師 経済産業省 経済産業政策局 調査課長 野原 諭氏
9月月例経済報告 <総括判断> 景気は、引き続き持ち直し、自律的回復に向けた動きもみられるが、環境の厳しさは増している。失業率は高水準にあるなど依然として厳しい状況にある。<先行き> 当面、雇用情勢に厳しさが残るが、海外経済の改善や各種の政策効果などを背景に、企業収益の改善が続く中、景気が自律的回復へ向かうことが期待される。海外景気の下振れ懸念や為替レート・株価の変動などで、景気が下押しされるリスクが強まっている。又、デフレの影響や、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることも注意が必要。
<東アジア経済の動向> アジア地域では、総じて景気は回復しているが、一部で回復テンポがやや緩やかになっている。先行きは、回復テンポは緩やかになるものの回復傾向が続くと見込まれる。但し、欧米等の景気が下振れした場合、輸出の減少等により、景気回復が停滞するリスクがある。<中国経済> 景気刺激策の効果もあり、景気は内需を中心に拡大しているが、拡大テンポはやや緩やかになっている。先行きは、テンポは緩やかになるものの拡大傾向が続くと見込まれる。
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ