1975年の石油危機以降、生産面では最悪となり、紙・板紙の年間生産量は8%減少し約2100万トンであった。特にグラフィック用紙部門(印刷・新聞出版用)は13%も減少し、この品種が全生産量の44%を占めていることを考慮すると、この13%の減少は大きな意味を持っている。しかし、世界全体を見ると、ドイツ製紙産業は米国、中国、日本に次いで世界4位(欧州諸国の中では1位)であった。目下若干状況が好転してきているものの、製紙メーカーは将来に向かって大幅な変革が必要とされている。
10月8日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ