シンガポール海事港湾庁(MPA)は日本から到着する船舶、貨物に対する特別な対策を講じない方針。福島原発事故で日本発船舶の基準値を上回る放射線量に関心が高まっており、MPAはこの動きを注視しているものの、日本発シンガポール到着の貨物は福島原発からはるか南方の港湾から来ており、現状では船舶、貨物検査の必要はないとの考え。日本での原発事故に伴い欧州、ロッテルダム港湾局が日本からの到着船舶に対し放射線量の入港前海上検査を決め、具体的な検査手続き規定(プロトコル)を港湾関係事業者や税関当局と協議作成中。
4月7日付け SHIPPING GUIDEから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ