5月13日、神奈川港湾教育訓練協会と横浜港運協会は放射線測定技能研修会を開催。新たに102人の放射線測定技能員を登録、従来の20人に今回100人加え計122人を確保した。今後さらに100人を追加して200人体制にする方針。福島原発事故放射線対策として横浜港では国のガイドラインに沿って輸出コンテナの全量検査を前提としてターミナルゲートで放射線測定を4月28日から実施。測定要員および測定機器不足で本格体制に至っていない状態。
対策として関連7団体から、現在実務に従事しゲートなどターミナル構内での測定に支障を来さない港湾常傭者を対象に技能研修受講者を募り、この日の研修会で登録した。測定機器の不足もあるが、両協会では当面測定技能者を確保することで即時対応が可能な体制整備を趣旨とし、一方で測定で船社など関係者がかぶる費用面での対応を国に求めいく方針。
5月16日付け SHIPPING GUIDEから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ