4月にメイン州の工場を閉鎖、今やポートアンジェルス工場が米国全土で唯一最後の電話帳用紙生産工場となった。同工場は90年の歴史があり、従業員数約200名、生産量の75%が電話帳用紙で他に地元新聞社向けに用紙を供給している。競争相手は今やカナダの製紙メーカーで、同工場では、バイオマス熱電供給プロジェクト向け設備投資を続行する。電話番号はウェッブ検索が主流で電話帳の需要は昨年約18%減少し、今後3年間も引き続き深刻な減少が予想される。シアトルやサンフランシスコでは数多く投げ込まれる電話帳の数量を減少する目的で法律が制定され、サンフランシスコでは今月から未承諾の電話帳配布を禁止している。
6月6日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ