インド一人当たり紙消費量(2010年)9kg(中国63kg、英国158kg、米国227kg)。2010年―2020年間の予想伸び率:塗工と非塗工紙其々9.4%と6.3%(ブレードコート紙11.5%、高白色上質紙8.0%)、紙器用板紙と段原紙8-10%。インド製紙連合会予測:2015年までに需要は1400万㌧に達する。生活水準や文盲率の向上、可処分所得の増加により、宣伝広告物や雑誌等の旺盛な需要が背景。政府の初等教育重点政策で2012年までに約177億㌦が教科書やノート向けに支出される模様。インド紙市場は極端に2分化されており、一部の大手メーカー(占有率35-40%)と残り多数の中小メーカーで構成。 BILT社:RISI発表2010年世界製紙メーカートップ100社中84位―紙板紙生産量79.7万㌧、従業員数6000人。インド国内の原料不足解消から2007年マレーシアのサバフォレスト社(SFI―非塗工紙及びパルプ生産)を買収している。 Pulp & Paper International November 2011から抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ