市販パルプ大手アラウコ社はチリ南部のアラウコ・パルプ工場に晒ユーカリパルプ(BEK)130万㌧の増設プロジェクトを検討中。稼働予定は2015年11月頃。アラウコ工場は1970年創立し、パルプ生産能力78万㌧(晒ラジアタパイン―50万㌧、晒ユーカリパルプ28万㌧)を有し、予定では現行28万㌧の晒ユーカリパルプ設備を新規大型機(能力130万㌧)に置き換え、晒ユーカリパルプ能力を純増103万㌧とする。アラウコ社:チリ・サンチャゴ本社、世界第2位の市販パルプメーカー、チリ及びアルゼンチン工場合わせ330万㌧生産能力有し、上記プロジェクト完成の暁には同社の総生産能力は430万㌧に達する。市販パルプ世界1位はブラジル・フィブリア社―生産能力600万㌧。 12月14日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ