過去20年間ティッシュ消費量は堅調に伸び、今後も引き続き成長が見込まれている。しかし、大型設備投資が続いて生産過剰となり近い将来能力停止せざるを得ない危険性がある。1991年から2010年に世界ティッシュ消費量は年平均3.8%増加し、2010年から2021年まで引き続き年平均4.1%増加が見込まれている。特に中国は近年爆発的な伸びを示し、世界需要の牽引役となっている。中国、ラテンアメリカ及び北米の新規増設投資により2012年以降の世界の操業率は低下が懸念され、2013年には平均操業率は85%まで低下が見込まれ、ティッシュ消費量は増えるものの2014年も同様の操業率となる見込み。 5月23日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ