財務省関税局は、3月末に国会成立した日本版船積み前24時間ルールの「出港前報告制度」(海上コンテナ貨物の積荷情報の事前報告制度の早期化/詳細化・電子化)の導入を正式に決め23日発表した。14年3月の施行を予定。船社およびNVOCCが日本に入港予定の船舶に積み込む海上コンテナ貨物の詳細な積荷情報を、原則、船積み港出港24時間前までにNACCSを利用し電子データで税関に報告することを義務付けるもの。近隣の韓国、中国、台湾、極東ロシアの諸港で船積みされる海上コンテナ貨物に関して一定の範囲内の近海航路については制度定着まで当分の間、報告期限を船積み港での本船出港時までとする緩和措置を検討中。今後のタイムスケジュールは、12年度から13年度にかけて制度運用の検討と導入準備、14年3月に運用を開始する。 5月24日付け Shipping Guideから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ