スェーデン森林工業連盟によると、2011年の紙板紙生産量は2010年の好調な実績から若干の減少に転じた。紙板紙生産量は0.9%減の1130万㌧弱、市販パルプ生産量も0.9%減少し370万㌧であった。紙板紙合計輸出量は0.8%減の1000万㌧、特に第4四半期は落ち込みが激しく、対前年同期比5%もの減少となった。EU向けは3%減となったが、アジア向け小幅に増加し全体として10%の140万㌧を達成、特に日本向け地震や津波災害により大幅な増加を示した。市販パルプ輸出量は4%減少し310万㌧の実績だった。アジア向けは増加し、特に中国は輸出先3番手に上昇。アジア向け化学パルプ輸出量は33%増加の48.6万㌧となり、中国向けは約半分の23.4万㌧を占め対前年比49%急増した。 5月24日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ