CEPI(欧州製紙産業連盟)は欧州委員会が発表した新指針「廃棄物枠組み指針」は欧州がリサイクル社会になる際、大きなリスクとなると指摘している。新指針では「材料又は物質は最終廃棄物―End of Waste状態に達した時点でリサイクル又は回収工程の完成」としており、更に廃棄物管理会社や廃棄物業者は一様に何の恩典も供与されずRecycler(回収者)扱いされ、廃棄物の品質や汚染までProducer(生産者)としての法的責任を負わされることになる。CEPIは紙のリサイクルに関し指針上にEnd of Waste基準適用を記述しないよう強く要望している。鋼鉄に関し欧州委員会がEnd of Waste措置を導入したが業界から反対され未だ実施されていない状態。 7月9日付け Euwid Pulp & Paper 7月2日付け CEPI PressReleaseから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ