8月27日パキスタン産業貿易協会及び紙・板紙貿易委員会が率いるパキスタン紙商23名がインド北西部パキスタン国境近くのアムリサールに到着、インドからの紙輸入の可能性の検討が目的。インド側製紙代表と会談し、パキスタンにとってメリットのあるインドからの紙の輸入可能性や抄紙機械や技術の移転も検討する。パキスタン政府は新聞用紙のインドからの輸入はアムリサールにあるKHANNA PAPER品だけを許可しており、インド紙製品はネガティブリストに掲載されている。インドからの輸入が許可されれば、タイ、インドネシア、ノルウェー、スウェーデン品より安く、更にパキスタン国内の教科書や紙関連商品の価格の大幅に下がることになる。パキスタン国産の製紙生産量は消費量の約40%を満たすだけで残りは輸入に依存している状態。国産品の品質は劣っており、古紙を原料にしている為、紙質の劣化も早いが、その点インド品は100%パルプを使用している。KHANNA PAPERとは新聞用紙の品質等の打ち合わせを予定している。 8月27日付けRISI 及び 8月25日付け The Indian Expressから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ