原材料が高騰している折、インド大手製紙メーカーは販売維持の為5%程度の値下げに直面している。中国からの輸入増加で在庫が増え、販売上利益率を下げ、価格値下げに直面している。中国からコート紙の輸入が急増しており7月、8月の中国品コート紙輸入価格は㌧当たり100㌦下がり、対抗上3000ルピー下げざるを得なかった。最近の情報ではムンバイ港渡し価格は730―740㌦まで下落しており、輸入諸チャージ込みの国内販売価格は49000―50000ルピーに相当、これに対する国産国内価格は55000ルピーとなっている。輸入業者は9月に中国品の更なる値下げを期待し現在発注を控えている状態。 9月27日付け RISI及び9月26日付け INDIA BUSINESS STANDARDから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ