河南盛源紙業は河南省洛陽市の新設工場で年産40万㌧の再生ライナーを2014年初め操業予定で工場建設を開始した。フォイト社製機械幅6600mm、設計速度1200m/分。同社はこの部門に新規参入する。ライナー生産が軌道に乗った後、再生中芯の生産も検討する模様。中国では再生段原紙は生産過剰気味だが、河南地域は多数の中小メーカーが乱立し大手メーカーは皆無で今後市場性が有る。再生段原紙大手メーカーは江蘇、浙江や広東等沿岸地域に多数工場を所有しているが、更なる市場を求め内陸部に次々と進出している。Lee&Man:江西九江で再生段原紙35万㌧建設、2013年3月稼働予定。中国中央及び西部市場がターゲット。玖龍紙業:四川省楽山で30万㌧の再生中芯を2013年末に稼働予定。安徽山鷹紙業:安徽省馬鞍山市で2013年再生段原紙2台(5号、6号)合計104万㌧の生産を開始する。 12月12日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ