日本テトラパック㈱と御殿場テトラパック合同会社は、森林管理協議会(FSC)が管理するトレーサビリティ認証「FSC CoC」を11月に取得した。これによって御殿場工場で製造し日本テトラパックが販売する包材にはFSCラベルを表示できるようになった。
FSC森林認証システムは、森林の環境保全に配慮し、持続可能な森林経営が適切に行われているかどうかを、第三者認証機関のFSCが審査・認証する制度で、FSC CoC認証はFSC森林認証を受けた森林から生産された木材が、履歴が不明確な他の木材と混ざらないよう確実に管理されていることを認証するもの。
今回の認証取得によって、日本テトラパックは①社会的・環境的に信頼できる原材料を使用している ②原紙のトレーサビリティが確実なオペレーションを実施している ③原紙の責任ある調達を行い、さまざまなリスクに対応可能であることが第三者機関によって認められた形になる。
株式会社 紙業タイムス社 「Future1/6号」より