ベネズエラ政府は、2013年中頃の稼働開始を目指していたEBS-Pulpaca(紙パルプ)
工場プロジェクトを、建設遅れのため2015年下期に延長すると発表した。これは5回
目の延期発表。投資金額の上昇も一因で、現在の建設費用は22億ドルと見積もられて
いる。現在の進捗状況は約54%で、原料倉庫は既に完成、製品倉庫も基礎は100%完
成、他の倉庫用建築も50%程度完成、更に電力供給の為の変電設備も建設中とのこ
と。 新工場にはVoith社の新聞用紙抄紙機とAndritz社のサーモメカニカルパルプ製
造ラインが導入される予定で、これらの設備は既に工場敷地に到着している。新工場
の生産量は新聞用紙とBCTMパルプで年産50万トンを予定している。
2月4日付RISIより抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ