APRIL(Asia Pacific Resources International)社は、スマトラ島Kerinciでの混合広
葉樹パルプ生産(MHW)を2014年上半期で20万トンの生産停止計画を発表した。計画で
は広葉樹晒クラフトパルプ(BHK)製造3ラインでのMHWの生産を停止。同工場は年産
2.8百万トンのBHKを生産、一部は非塗工上質紙840,000トンも生産している。パルプ
メーカーの約30%はMHWで残り70%は木材パルプ。アジア地域ではBHKの供給過剰問題に
取り組んでおり、森林管理の観点からも2019年までには木材パルプに移行するという
目標がある。同社はスマトラ島に480,000ヘクタールの森林を保有している。
2月26日付RISIより抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ