中国市場の動きは2月初めの旧正月明け以後、2月後半から徐々に持ち直している。
メーカーによっては紙・板紙価格の値上げの動きがあるがまだ浸透していないよう
だ。上級紙は概ね変化なし。混合パルプ製コート紙は5,000〜5,200人民元(816〜848
ドル)/トン、化学パルプ製は50人民元アップで5,200〜6,150人民元。非塗工上質紙
は通常は春需により3月からの値上げが期待されるが、どのメーカーもまだ値上げ発
表を行っていないことから慎重になっている。新聞用紙は1月は輸出入共に大幅減少
しており、2014年は電子メディアへの代替もあり減少傾向が続くと予想される。2月
は4,100〜4,400人民元で殆ど変化ないようだ。
2月28日付RISI WEEKLY NEWSより抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ