アジア市場での新聞用紙価格は今年第1四半期は引き続き下落傾向にある。最も下落
幅が大きいのはインドで20ドル/トン。第4四半期の他のアジア市場では10ドル/ト
ン下落したが、インド市場では2013年の下半期価格水準は大方安定していた。今年に
入り、契約交渉に臨んだ結果、インド市場では45gsmで600〜635/トン、42gsmで620
〜655ドル/トンの水準に下落した。他の主なアジア市場は以下の通り:
香港 5~10ドル下落で45gsm 575〜610ドル、42gsm 595〜630ドル
台湾 香港とほぼ同じで45gsm 575〜600ドル、42gsm 595〜620ドル
シンガポールは小幅下落で45gsm 580〜605ドル、42gsm 600〜625ドル
タイが最も下落幅が小さく45gsm 565〜585ドル、42gsm 600〜625ドル(タイ市場で
の42gsmは僅少)
価格下落の要因は需要低迷に対し供給量が依然高水準にあるためである。
3月8日付RISI WEEKLY NEWSより抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ