米国商務部統計によると、2013年の米国の輸出は前年比3.2%減少、一方輸入は4.5%増
加したものの、米国の紙産業の輸出数量は、大量の中国向け古紙を除いても5年連続
で出超となった。中国向け13.3百万トンと東南アジア向け3.2百万トンの古紙輸出数
量を除き、米国の紙・板紙・パルプの輸出数量は3.56百万トン、金額ベースで24.4億
ドル、古紙輸出を加えると22.4百万トン、55.8億ドルとなっている。輸出比率は2008
年が14.7%に対し、2013年は19.5%、この5年間で貿易黒字のピークは数量で2011年の
44.4百万トン、金額で2012年の253億ドルである。
3月8日付RISI WEEKLY NEWSより抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ