米国の業界団体からの発表によれば、3月の米国製箱出荷は対前年比1.6%の増加を見せたものの、稼働日が昨年より1日多かったことに起因しているとみられ、週平均の出荷量で換算すれば約3.3%の減少となり、年度累計での週平均でも1.6%の減少という結果となった。また、製函工場やメーカーに滞留している在庫の絶対量は前年比で24,000トン減少し251万トンとなったものの、この数字は3月単月の5年平均で9%高く、同10年平均でも5%高い。ここ数カ月の箱需要の停滞と生産能力の向上が主な要因とみられる。
4月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ