天候不順による沈滞気味なスタートとなった第1四半期を終え、最新の産業統計によれば米国の4月箱出荷量は持ち直してきた。またコンテナーボード在庫量は季節要因により92千トン以上の減少を見せた。4月の箱出荷量は前年同月比1.2%の減少とはなったものの、昨年4月より稼働日が1日少ない当4月は週平均に換算すれば前年比で3.5%増となっている。コンテナーボードの4月末メーカー在庫量合計は前月末から92千トン減少し242万トンとなった。これは4月単月の5年平均下落71千トン、10年平均下落57千トンと比べても大きな在庫減少となった。
5月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ