フィンランドのStora Enso社とチリのArauco社の合弁事業である南米ウルグアイのThe Montes del Plata社は同地の同社工場にて、この度初のパルプ実機生産を行なった。晒ユーカリパルプ、年産130万トンの生産能力を有する同新ラインは設置工事期間に諸々の不都合が発生、労働者のストライキ、天候不順、廃水浄化装置の不具合などを経て、予定より約1年の遅れをもってテスト生産に漕ぎつけた。今後、数週間の最終テストが完了した時点より市販パルプの生産に移ることとなり、今年中に約70万トンの生産を見込んでいる。
6月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ