ブラジル国内の業界団体によって運営されるブラジル印刷業界調査会は、同国の印刷会社はW杯開催が各社業績へ及ぼす貢献度は極めて悲観的であると異口同音に表明している、と語った。調査結果を見れば、50レベル以下を悲観的と解釈する独自の指標は今回のW杯は39.6レベルを示している。それとは別に10月に予定されている同国総選挙の場合、意見は分かれているが、指標は50.2レベルでW杯を大きく上回っている。ただし、いずれのイベントも投資次期を先送りさせ、商取引に打撃を与え、国全体の歩みを一時保留状態にしてしまっていると報告されている。
6月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ