米国市場での北部NBKP販売は低迷を抜け出せない中、フラッフ・メーカーが供給調整を目指し南部NBKP生産を増やしていることから、結果として南部NBKPが販売では優位に立っている。ただ、パルプ販売者が新規ロット中心に購入したことで、米国スポット市場で南部NBKPの動向は上向いているが、非協定市場に於いては7月中にも値崩れ発生が予測される。中国市場や中東市場での供給者はいずれも、フラッフは季節的に需要が弱含む時期にありこの傾向は例年9月まで続くと語っている。
6月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ