米国の北東部および南東部での国内市場OCC価格は、中国向けの輸出価格が現地コンテナーボード・メーカーの夏季休転や板紙メーカーの撤退などで軟化したことの影響を受けて、同様に下落傾向となっている。両地域でのメーカーFOB価格は$5/t値下がりし、いずれも$90~100/tとなっている。年初の1月と比較すると、北東部のOCC価格は計$10/t下落し、一方、南東部では横這いを続けている。中国向けのOCC価格をみると、最近の30日でロサンゼルス港出し、ニューヨーク/ニュージャージー港出しともに$3~5/t下落した。ロサンゼルス港出しの中国向けOCC価格は$165~168/tで、高値圏である$168/tは、年初と比較すれば約$15/t値下がりした。
8月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ