フィンランドを本拠とする紙・パルプ・板紙生産ラインの総合メーカーであるValmet社が、タイ・ペーパー社の5号機の改造に取り組む。5号機は現在、年産10万トンの生産能力で印刷・筆記用紙を生産しているが、今後の改造を経て高品質グラシン紙の生産へ切り替えることとなる。Valmet社が今回取り組む改造は同生産ラインの主要部分の近代化を含むものとなる。また、この改造によって、タイ・ペーパー社は最高級品質と効率的な生産工程を目指すものである。改造工事は2015年第4四半期中に開始される予定。通常、この程度の改造にはEUR2千万の費用を要するが、今回の成約金額は明らかにされていない。
8月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ