北米向け8月の新聞用紙出荷量は、米国向けが12.2%と大きく数字を落とし、比較的弱小のカナダ市場より2.2%も下回ったことで、全体では10.1%減少する結果となった。一方、今年(1月~8月)累計では、カナダ市場向けが前年同期比5.1%、米国向けが同7.2%いずれも減少したことで、全体では同7.2%減で低迷している。また、8月北米からの新聞用紙輸出は、前年同月比44.7%の急増となったラテンアメリカ諸国向けに助けられ同4.3%数字を伸ばした。ただし、1月~8月の累計では前年同期比5.8%減少している。北米全体の新聞用紙メーカーの稼働率は90%で、前年の92%を下回った。
9月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ