中国通関当局の発表では、中国8月のパルプ輸入量は前月を3.8%下回り約145万トンとなった。当月伸び悩んだ数字の内訳をみると、LBKP以外のほぼ全ての品種で輸入量が減少していることがわかる。唯一、LBKPは前月比9.7%増えて約58万5千トンとなっており、供給者サイドではこの品種の5月以降の価格が安定していることで堅調に推移しているものとみているが、今月$30/tの値上げを画策している模様。一方、NBKPは前月比5.7%下落し54万3千トンとなっている。また、今年1月~8月累計の輸入量合計は前年同期の約1千1百10万トンから6.0%増加し、約1千1百80万トンとなった。
9月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ